「隠れドライ肌」に要注意!初夏の正しいスキンケア
7月に入り、いよいよ夏本番の暑さがやってきました。「夏は肌がベタつくから、保湿は軽めで大丈夫」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、夏の肌は私たちが思っている以上に過酷な環境にさらされており、表面はテカっているのに肌の内部はカラカラに乾燥している「インナードライ肌(隠れ乾燥肌)」に陥りやすい季節です。
今回は、夏にインナードライ肌が増える原因と、健やかな肌を保つための正しいスキンケア方法と、乾燥したお肌を整える当院での美容施術について、解説致します。
夏に肌の内部が乾燥する「3つの罠」
夏に肌が乾燥する原因は、主に以下の3つが挙げられます。
1. エアコン(冷房)による空気の乾燥
オフィスや自宅で長時間にわたり冷房の風に当たっていると、肌の水分は急速に奪われてしまいます。
2. 大量の汗と一緒に流れ出る保湿成分
汗をかくと一見、肌が潤っているように錯覚しますが、汗が蒸発する際に肌内部の水分まで一緒に連れて行ってしまいます。さらに、汗に含まれる塩分やアンモニアが肌への刺激となり、バリア機能を低下させる原因にもなります。
3. 紫外線によるバリア機能の破壊
7月の紫外線量は年間でもピークを迎えます。紫外線を浴びた肌は軽微な炎症を起こし、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のサイクルが乱れます。その結果、水分を保持するセラミドなどの細胞間脂質が減少し、乾燥が進んでしまうのです。
「ベタつくから」と洗顔を過度に行ったり、化粧水だけでスキンケアを終わらせたりすると、肌は「水分が足りない!」と判断し、これ以上水分を逃がさないために皮脂を過剰に分泌します。これが「テカるのに突っ張る」インナードライ肌の正体です。
インナードライ肌を改善する正しいスキンケア
夏の乾燥スパイラルから抜け出すためには、日々のケアを見直すことが大切です。
① ゴシゴシ洗顔は厳禁!「泡」で優しく洗う
皮脂やベタつきが気になるからと、洗浄力の強すぎる洗顔料で何度も顔を洗うのは逆効果です。肌に必要な潤いまで洗い流してしまいます。洗顔料はしっかりと泡立て、手のひらが直接肌に触れないよう「泡のクッション」で転がすように優しく洗いましょう。すすぎは30〜32度程度のぬるま湯がベストです。
② 「水分補給」と「ふた」のバランス
夏でもスキンケアの仕上げには乳液や軽めのクリームを使いましょう。
化粧水: 手のひらで優しく包み込むようにして、肌にたっぷり水分を補給します。
乳液・クリーム: ベタつきが気になる場合は、みずみずしいジェルタイプや、ノンコメドジェニック(ニキビになりにくい処方)の乳液を選び、薄くベールをかけるようにして水分の蒸発を防ぎます。
美容皮膚科でできる「夏のご褒美」インナードライ対策
セルフケアだけでは追いつかないインナードライ肌には、プロの医療ケアが効果的です。当院では、夏の疲れた肌にダイレクトにアプローチするメニューをご用意しています。
エレクトロポレーション
電気の力を使って、普段のスキンケアでは届かない肌の奥(真皮層)まで、高濃度のヒアルロン酸やビタミンC、トラネキサム酸などの美容成分を浸透させます。痛みやつっぱり感がなく、施術直後からみずみずしい肌を実感いただけます。
マッサージピール
肌の剥離を起こさずに、真皮層のコラーゲン生成を強力に促すピーリングです。内側からふっくらとしたハリを出すことで、乾燥による小ジワや毛穴の開きを改善します。
夏の肌トラブルは、「老け肌」の原因にもつながります。「ベタつき=潤っている」ではないことを意識して、今年の夏はしっかり内側の保湿を心がけましょう。
肌の乾燥や赤みが引かない場合は、無理をせずお気軽に当院までご相談ください。
